アベノミクスの成長戦略と先進医療

先日の読売新聞に 「先進医療」の仕組み という記事が掲載されていました。

 

アベノミクスによる国の成長戦略にも取り上げられているそうですが、混合診療を例外的に認めて最先端の診断と治療を患者さんに提供し、効果を見極めながら保険適応の可能性をさぐる、と説明されています。

 

りんかい月島クリニックで実施している光トポグラフィー検査も、先進医療として認可された医療技術のひとつですが、当院では混合診療の道を選んでいません。

 

なぜなら、敢えて保険外診療のみの検査に特化することで、大学や国立研究センターと同等レベルの検査を、多くの患者さんに迅速に提供する、との理念で運用しているからです。

 

検査には厚労省に認可された機器(日立ETG-4000)を使用して、うつ状態の鑑別診断精度を上げて誤診の可能性を極力排除し、その後の治療や早期の社会復帰に役立てることを目的としています。

 

そのため、うつ病リワークプログラム(職場復帰支援)参加者には無料で検査を実施し、脳血流の状態を可視化することで、患者さんやご家族・職場の病状理解の一助としています。

 

当院へ検査を受けにいらっしゃる患者さんは、うつ病・双極性障害・統合失調症・発達障害などさまざまですが、正確な診断と適切な治療を追い求めることで、私たち医療機関も微力ではありますが日本の成長戦略に貢献できるのではないか、と考えています。