インフルエンザワクチン​接種料金が値上げされるようです

8月下旬から急に涼しくなり、体調を崩す患者さんもちらほら見かけるようになりました。
これから食欲の秋を満喫するためにも、風邪には気をつけたいものですね。
 
当院は心療内科・精神科を専門としていますが、通院患者さんからの要望を受け
例年10月からインフルエンザの予防接種を受け付けています。
 
これからの季節、街を見渡してみると、内科や小児科に限らず
整形外科や皮膚科でも予防接種を実施している医療機関は沢山あることに
気づくことでしょう。
 
当法人でも当然ながら、スタッフは全員接種するので
これまでスタッフが患者さんへの感染源になるようなケースは防止できています。
 
インフルエンザワクチンは、お付き合いのある医薬品卸の担当者を通じて
毎年9月中旬くらいにその冬の製造状況の情報が入ってきて、随時購入するのですが
今年は「販売価格変更のお知らせ」という文書が、お盆の頃に配布されてまいりました。
 
今年からインフルエンザワクチンに含まれるワクチン株が
3種類(3価)から4種類(4価)に増えるとのことで
製造原価上昇による卸値の変更を事前に通知する文書でした。
 
確かに昨冬などは、流行が予測されたウイルス型とは異なるタイプが猛威を振るったた
ワクチンを接種したにもかかわらず、罹患してしまう患者さんが多くいらっしゃいました。
 
このような「流行予測はずれ」が近年の世界的傾向だったのかどうかはわかりませんが
2013年に世界保健機構(WHO)が4価ワクチンの製造を推奨することとなり
米国では早速そのシーズン(2013/2014)より4価ワクチンの製造が承認され
今シーズン(2015/2016)からは日本でも製造開始となったようです。
 
医療機関としては例年通りの価格で患者さんにお届けしたいワクチンではありますが
こんないきさつで、今年はいくらか値上げをするところが増えそうです。
まあ、インフルエンザに罹って3日も4日も苦しい思いをしたり
仕事に穴を空けてしまう損失に比べれば、安いものなんですが。